楽天ペイ加盟店登録、JCB審査の正体!
楽天ペイを利用したくても
審査に通るかどうか不安な方も
多いと思います。
ここでは楽天ペイの加盟店審査に
ついてお話します。
楽天ペイに申し込みを行うと
・楽天ペイの加盟店審査
・クレジットカードの加盟店審査
の二つの審査が同時に行われます。
楽天ペイでは
・Visa (ビザ)
・MasterCard (マスターカード)
・JCB(ジェーシービー)
・American Express
(アメリカンエキスプレス:アメックス)
・Diners Club(ダイナーズクラブ)
・Discover (ディスカバー)
のクレジットカード利用できます。
審査を申し込むとこれらのカードの
加盟店登録審査も同時に申し込まれます。
しかし、クレジットカード加盟店の審査は
同時に行われるわけではありません。
初めにVisa、MasterCardの
審査が行われます。
その後JCBの審査が自動的に行われます。
2013年11月5日以前はJCBの
審査申し込みを別に行う必要がありました。
しかし、今では自動的に申し込みがされます。
JCBの審査が通過すると残りの
American Express、Diners Club
Discoverも利用できるという具合です。
次に審査に掛かる時間です。
審査に掛かる期間は
おおよそ以下の通りになります。
楽天ペイに加盟店の申し込みを行う
↓
↓3営業日以内
↓
Visa、MasterCardの審査結果が出る
↓
↓約2週間後
↓
JCBの審査結果が出る
というわけで、全ての審査結果が出るまで
17〜20日ほど掛かるようです。
祝日、休日をはさんだり書類に不備があり
審査が長引くとJCBの審査が終わるまで
1ヶ月ほど掛かる場合もあるかもしれません。
ただし、Visa、MasterCardの審査に
通った時点でこの二つのカードであれば
楽天ペイは利用できます。
なのでVisa、MasterCardの利用のみなら
そう時間は掛かりません。
ただし、書類に不備があったり
提出が遅れたりすると当然審査は
遅れることになります。
次に審査の基準です。
一般的にクレジットカードの加盟店の審査は
クレジットカードを作るよりは
厳しくないと言われています。
しかし、まずはカード加盟店の審査より
楽天ペイ加盟店の審査に
通らなければなりません。
楽天ペイの加盟店審査
楽天ペイ加盟店の審査基準の
詳細は公開されていません。
しかし、規約を見ると以下の
商品を販売している場合は
加盟店登録ができないと書かれています。
(1)公序良俗に反するもの
(2)銃刀法・麻薬取締法・ワシントン条約
その他の関連法令、条例等又は国際条約の
定めに違反するもの
(3)第三者の著作権・肖像権・知的所有権などを
侵害するもの
(4)商品券・プリペイドカード・印紙・切手
回数券その他の有価証券
換金性のあるポイント、電子マネーのチャージ
(5)生き物
(6)商品等の引渡し若しくは
役務提供を複数回に渡り又は
継続的に行う取引
(特定商取引に関する法律に定義する
「特定継続的役務提供」を含むが
これに限られない。)
(7)その他、楽天が不適当と判断したもの
楽天ペイの規約を
読んだだけでは理解できない方も
いるかもしれないのでいくつかの
項目について簡単にご説明します。
(1)公序良俗に反するもの
簡単に言うと法律で禁じられている事に
関する商品です。
具体的には下記のサイトを
ご参照下さい
上記のサイトで解説されている
内容に関する商品は
引っかかる事になります。
ですが、普通の商品なら
まず大丈夫だと思います。
(6)商品等の引渡し若しくは
役務提供を複数回に渡り又は
継続的に行う取引
簡単に言うと特定のサービスを
提供してお金をもらう商売です。
つまり具体的な商品が
存在しない場合です。
規約に書かれている
「特定継続的役務提供」では
以下の六つのサービス業種が指定されています。
○エステティックサロン
○語学教室
○家庭教師
○学習塾
○パソコン教室
○結婚相手紹介サービス
これらのサービスを行っている場合は
楽天ペイの登録はできないようです。
また、楽天ペイでは
これら以外も対象になると
規約に書かれています。
具体的に書かれていないので
その他に何が対象になるかはわかりません。
とりあえず、商品が存在せず
サービスを提供する販売形態の場合は
(6)に引っかかる場合があるようです。
だだし、自分の商売がサービス業だから
楽天ペイの審査に通らない・・・
と悲観する事はありません。
例えば商品の存在しないサービス業であっても
美容室・サロン・歯科などのクリニック
宿泊施設・タクシー・人力車
などのサービス業は実際に楽天ペイの
審査に通っている方もいますし
公式サイトでも活用例として
紹介されています。
審査に通るかどうかは実際に申し込んでみないと
わからない事もあると思います。
(7)その他、楽天が不適当と判断したもの
これに関してはなんとも言えません。
(1)〜(6)の基準に引っかからなくても
楽天が駄目と言ったら駄目なようです。
しかし、(7)に引っかかって審査落ちする事は
ほとんどないでしょう。
上記の規約に引っかからない商品を
販売するのであれば
楽天ペイの加盟店審査には
まず通ると思います。
正直普通の商売なら審査は比較的に
簡単だと思います。
申し込みの記入欄も重要な部分は
販売商品の欄ぐらいですし
審査に落ちたという話を聞いた事がありません。
楽天ペイの規約は
変更される場合があります。
最新情報は公式サイトを
お確かめ下さい。
クレジットカードの加盟店審査
次にクレジットカードの加盟店審査です。
クレジットカードの加盟店の審査は
○申し込み書類の個人情報、店舗情報と
実際の情報に誤り、違いがないか
○実際に店舗が存在するか
(訪問販売などで無い場合)
などの調査が行われます。
JCBの審査は実際に店舗が存在するかなどの
独自の調査をするのでちょっと時間が掛かります。
次に加盟店信用情報機関の
情報を元に審査を行います。
加盟店信用情報機関とは過去に
クレジットカード加盟店に登録した事のある店舗の
個人情報や取引情報を保管している機関です。
具体的な機関は
○一般社団法人日本クレジット協会
加盟店情報交換センター(JDMセンター)
○日本クレジットカード協会 (JCCA)
加盟店信用情報センター
この二つになります。
過去にカード加盟店として登録していた場合は
この機関の情報を元に審査が行われます。
しかし、これらの機関の情報の
保管期限は5年です。
なので、5年前の履歴や店舗個人情報、
カード加盟店に新規で登録する店舗の場合は
これらの機関に情報が残っていません。
その場合は申し込み書類に書かれた情報のみで
審査が行われると思います。
ですから、カード加盟店の審査は
あまり厳しくありません。
普通に申し込めばまず審査に落ちる事は
ないと思います。
しかし、一旦加盟店になると
上記の信用情報機関に店舗情報や
取引情報が登録されます。
そして、一定の期間ごとにカード加盟店の
継続審査が行われます。
この審査に引っかかるとカード加盟店の資格が
取消しされてしまいます。
継続審査ではクレジットカードの取引で
お客様とのトラブルがなかったかどうかなどが
重要視されます。
クレジットカード取引の
お客様の苦情やトラブルがあった場合
JDMセンターに取引情報として保管されます。
普通にカード決済の処理を行っていれば
まずトラブルになる事はないと思います。
しかし、不正なカード決済処理や
お客様の正当なキャンセルに応じなかった場合は
苦情やトラブルの元になるので
気をつけましょう。
また、当たり前ですが破産などが
あった場合もカード加盟店登録は
取り消されます。
しかし、普通に商売を行っていれば
継続審査も特に気にする必要はないと思います。
まとめると楽天ペイや
クレジットカード加盟店の審査は
別に厳しくありません。
○楽天ペイの規約に沿った
商品を扱っている事
○申し込み書類の内容に嘘偽りが無い事
この点に注意すればまず審査には
通ると思います。
店舗を開設してから日が浅いとかは
あまり気にする必要がないと思います。
開店してから間もない店舗でも
審査に通った例はたくさんあります。
とりあえず気楽に申し込んでみましょう!
楽天ペイの審査については
変更される場合があります。
最新情報は公式サイトを
おたしかめくださいね♪
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